デンマークの大学で博士号をとるならお給料が出るって

デンマークで博士号

現在大学で学んでいる人たちで、将来、海外に留学して博士号(Ph.D)を取ろうかなと考えている人は、デンマークの大学も視野に入れてみるといいかもしれません。デンマークでは博士号をとるための3~4年で修了するプログラムが多く用意されています。

ヨーロッパ諸国では英語をあまり話さないとされる国も多い中で、デンマーク人の英語力は、英語を母語としない国の中での英語力ランキングで1位をとる程高いことで有名です。大学では英語でのプログラムも多く開講されていますし、海外からの留学生も多く集まっていて非常に国際的です。

学費

デンマークは教育が無料の国とはよく聞きますが、博士号の場合は、留学生でも学費が無料どころかちゃんとお給料がもらえます。

それは、博士課程の学生は、小学校~大学と続く教育の中で最も上のレベルの学生というより、むしろもっとも若い研究者として位置づけられるからです。

その代わり、もちろん自分の研究だけしていればいいというわけはなく、学部生への授業を持ったり、ヨーロッパ各国での学会で発表をしなければいけなかったりと、忙しいです。知人の香港人の博士課程の学生も、研究以外のところで忙しそうにしていました。

ちなみに博士課程の学生がいくらもらえるかと言うと、FindaPHDというサイトによると、2012年の場合、額面23,800クローネ~30,500クローネだそうです。これは、日本円にして、40万~50万円になります。

おお!と思いますが、しかし、ここはデンマークですから、所得税が高く、そのうちの35~40%が引かれるそうです。私もデンマークで働いていますが、今のところ所得税は37%取られています。

いずれにしても、こういった給与がもらえるというだけで、日本とは大きく違いますよね。先日、イタリア人の博士課程の学生に、「日本は博士課程の学生も、大学に学費を払わなければいけないんだよ」と話すと、「What’s the logic!?」と言って、ひどく困惑していました。イタリアでも博士課程では基本的に学費を払わなくていいようです。

学生生活

家賃

さて、お給料がもらえるのはわかったけど、デンマークで学生になるとしたら、留学している間の生活にはいくらぐらいかかるのでしょうか。デンマークのオーフス大学にいる知人の大学生や大学院生に聞いてみると、デンマーク人か、留学生かを問わず、ほとんどが大学の寮に住んでいるそうです。

寮の家賃に関しては、だいたい月に2,000~3,000クローナで、高いところでは4,000クローナほどのようです。日本円にすると4万円~8万円程なので、日本の東京でアパートを借りるより安いかなという気持ちもしますが。しかし、部屋こそ1人部屋なものの、安いところは12人など大人数で1つのキッチンをシェアしたり、トイレやシャワーも共用のところが多いようです。

食費

毎日の食事に関しては、自炊をしている限り日本と同じぐらいか少し高くなるぐらいで生活できると思います。

物価が高いと言われるデンマークですが、1リットルの牛乳が200円程、パンも1袋で150円ぐらいから売っています。お米も日本で食べられている種類のものが1キロ200円ほどで売っていますし、醤油やごま油などもスーパーで手に入ります。

うっかり外食しようものなら、マクドナルドのセットが1000円以上しますし、大学の食堂でも1食500円や600円になるようです。日本は外食でも安く済ませることができたりしますが、デンマークに留学中に、できるかぎりの節約をしたければ、やはり自炊をすることになるかと思います。

まとめ

今後は国際化の流れを受けて、日本から世界へ旅立つ人が多くなってくると思います。どこに留学するかと考えた時に、デンマークという国が、1つの選択肢になればと思います。

>>直行便と経由便で、デンマークまでどのぐらい?