【人魚姫像】王子に恋した人魚姫は、今も石の上で王子待つ

1.人魚姫像はコペンハーゲンの象徴

アンデルセン童話の人魚姫がモデルになっているこの像は、2013年で100歳を迎えました。人魚姫像を作成したのは、エドワード・エリクセン(Edvard Eriksen)という彫刻家です。

コペンハーゲンを観光した人からは、人魚姫像は「予想より小さかった」など、世界三大がっかりの一つと言われることも あります。つつましく、人間の王子に恋する人魚姫なので、彼もあまり大きくは作っていないのでしょう。王子も3メートルぐらいの人魚姫に求婚されてもびっくりしますからね。

さて、100歳を迎えた人魚姫ですが、その間ずっと無事でいたわけではなく、頭が取られたり(2回)、腕が取られたり(1回)と、何度も怪我の憂き目にあってきました。また、全身にペンキが塗られたり、政治的メッセージが掲げられたりと忙しいです。しかし、それだけ注目の対象、そしてコペンハーゲンの象徴として扱われているということなのかもしれません。

人魚姫には色々と災難が降りかかりますが、その都度修繕が施され、今でもコペンハーゲンの一番有名な観光名所になっています。

2.人魚姫のストーリー

さて、1836年に書かれたアンデルセン童話の1つ、「人魚姫」のストーリーを覚えているでしょうか。

ある日、生まれて初めて水面に上がった人魚姫は、船に乗っていた人間の王子に一目ぼれをしてしまいました。

船は嵐にあって沈没しましたが、船に乗っていた王子を助け、陸まで連れて行った人魚姫。しかし、人魚姫はすぐに隠れてしまったため、別の女が王子を助けたことになってしまいました。

もう一度王子に会いたい人魚姫は、海の魔女に相談し、声を失うのと引き換えに人間の足をもらいました。

しかし、悲しいことに王子を手に入れることはできず、彼女は海に身を投げ、永遠に海の泡となってしまったのです。

この物語は、のちにディズニーによって映画化されました。オリジナルではとても悲しい結末になっていますが、ディズニー版では、とても明るく、エンディングもハッピーエンドになっています。

3.上海万博への出張も経験

また、この人魚姫像は2010年の上海万博にも出張しました。人魚姫像が国外に出たのはそれが初めてだそうです。その間は、人魚姫がいたところには大きなモニターが置かれ、上海万博での人魚姫の像が映し出されていました。

ちなみに、海に囲まれた日本でも、人魚の存在は古くから考えられていました。しかし、それは恐ろしい姿の妖怪としてとらえられているものが多いようです。

4.まとめ

迫力や力強さは他の像に譲るとして、100歳を越えた人魚姫像は、今日もコペンハーゲンのシンボルとして、世界中の観光客に愛されています。

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