オーデンセでアンデルセン童話のルーツを探る

『みにくいアヒルの子』、『人魚姫』、『マッチ売りの少女』…。誰もが子供の頃に一度は聞いたことがある童話ですよね。これらはデンマーク人でオーデンセ出身のハンス・クリスチャン・アンデルセンが書いたものです。クリスチャンというミドルネームがあり、デンマーク語では、ホー・シー・アナスン(H.C. Andersen)とも呼ばれます。アンデルセンの童話は、今でも世界中で親しまれており、オーデンセに行けば彼の美術館を訪れることができます。

オーデンセ

アンデルセン美術館は、デンマークで3番目に大きい都市であるオーデンセにあります。

オーデンセはデンマークの庭園と呼ばれる程のどかで落ち着いた静かな地方都市で、古い家並みが続いています。街全体が情緒ゆたかな歴史ある街並みで、歩いていると、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる様な風景が味わえます。

アンデルセン美術館の周辺では19世紀当初の家並み・街並みが残されており、石畳の通りが当時の生活を思わせます。中世の面影を伝える家々や近代的な面とが同居する街並みをじっくり見て回りましょう。

また、オーデンセは地ビールでも有名で、街を歩けばあちこちのバーの店先に「Odense Pilsner」や「Odense Classic」の看板を見つけることができますよ。

電車でオーデンセ駅に着いた場合は、外に出ると道路に足跡がついているのを見つけることができます。この足跡は観光スポットのルートを示していて、足跡を辿ると、アンデルセン美術館やアンデルセンの生家、幼少期に過ごした住まいなどアンデルセンにまつわるスポットを巡ることができるようになっています。途中にあるアンデルセン公園には、ゆったりと流れる川のそばに、大きなアンデルセンの像もありますよ。

アンデルセン美術館

足跡をたどりながら、駅から15分程歩くと、アンデルセン美術館を見つけることができます。この美術館は、オーデンセの街がアンデルセンの生家やその周辺を買い取り、彼の生誕100周年に合わせて1905年にアンデルセン美術館として開館したものです。

アンデルセン美術館内では、彼の手紙や日記・原稿はもちろん、旅行先から送った手紙や押し花など、またアンデルセンの首像や愛用のシルクハットや食器など生活用品などあらゆるものが展示されており、また書斎や生活空間の中で再現されていますので、当時の環境をより間近で感じることができます。

また、美術館内の1室には彼の作品が収蔵されているライブラリーがあります。ここには、世界各国の言語に翻訳された本が所狭しと並べられ、アンデルセンの作品が世界各国で愛されていることがわかります。私も日本語版を探してみましたが、古いものから新しいものまで、たくさんの日本語版がありました!自分が昔読んだことがある本も見つかり、懐かしく感じました。美術館は2004年にはアンデルセン生誕200周年記念として、改築もなされています。

彼が幼少期に過ごした、歴史ある街並みを眺めながら当時に思いを馳せながら歩き、生家である美術館で作品のルーツや書店では見かけないような作品や原稿を観賞する、といった楽しみ方がおすすめです。

美術館の開館時間は北ヨーロッパ特有の日の長い時期である夏期7・8月が10時~17時となっており、それ以外の時期・春秋冬が10時~16時となっております。付近に駐車場はないのですが、近くに鉄道があり、オーデンセ駅から徒歩15分の距離にあるため、気軽に観光できるのもおすすめの点です。

2015年の開館日

1月2日―6月28日

開館日:火曜日~日曜日
開館時間:10時間00分~16時00分
休館日:月曜日

 

6月29日―8月30日

開館日:月曜日~日曜日
開館時間:10時間00分~17時00分
休館日:なし

 

8月31日―12月30日

開館日:火曜日~日曜日
開館時間:10時間00分~16時00分
休館日:月曜日

※特別開館 2月9日(月)、3月30日(月)、4月6日(月)、5月25日(月)、10月12日(月)

※特別休館 12月24日、25日、31日、及び1月1日

入館料

大人: 95 DKK
団体(10人以上): 1人90 DKK
子供(0-17 歳) : 無料

※開館日・入館料の正確な情報は、アンデルセン美術館公式ページで確認をしてください。

Bangs Boder 29, 5000 Odense C